パワーストーンの仕入れ上達の近道とは?
パワーストーン仕入れの上達の近道は何ですかと聞かれれば、やはりこれしかありません。
「場数です!^^」・・・と、ちょっと大きくして見ました(笑)
なぜなら、天然石は文字通り「天然の石」で、その辺にあるようなガラス玉やプラスチックではないからです。
天然ということは必ず均一じゃない「自然ならではの個性」が備わっています。
まあ、「生もの」みたいなものですよ、ほんとに。
そんな自然物の微妙な色合いや個性の違いを、写真や文章だけで伝えようと思っても、限界がありますよね。
だからこそ、自分の目でシッカリ判断する必要があるわけですね。
いろいろなパワーストーン(天然石)の表情を見ながら、時には失敗なんかを経験して見ることも大切ですよ。
グレードを見てパワーストーンを仕入れる時は「A」にご用心
パワーストーンを仕入れる卸売業者のホームページで良くこういう表記を見かけます。
「当店のパワーストーンはすべてAAAAAです。だから極めて高品質です!」
さて、これは本当でしょうか?
結論から言うと、本当のような本当でないような・・・という感じです(笑)
その意味をご説明しましょう。
通常、仕入れるパワーストーンのグレードはA(エー)AA(2エー)AAA(3エー)AAAA(4エー)AAAAA(5エー)と、Aの数によって品質のレベルが決められます。
ここまでは、どの卸売業者もほぼ同じなのですが・・・
実は、パワーストーンのグレード基準は、公式ルールとして定まっていないのが現状です。
つまり、どこの卸売業者も自社の基準を勝手に作って、「A」を並べているだけなんです。
信用できる業者の場合、だいたいハズレのないグレード表記ですが、中には怪しい卸売業者もいます。
やたらと「A」の数を乱立しているところは、要注意と言えるでしょう。
パワーストーンの仕入れは連がお得?それともブレスレット?
まずは、パワーストーンの連(れん)という言葉を初めて聞いた方もいらっしゃるでしょう。
(ちなみに、最初の管理人がそうでした^^;)
連というのは、パワーストーンを仕入れる時に長い糸などに通して50〜60個くらいを一つの数珠のようにしたものを指します。
だいたい「一連に付きいくら」という形で価格取引がされています。
連の特徴は、たくさんの天然石を束ねている分、少量で仕入れるよりも割安です。
しかし、その分バラつきが多く、「ロス」となる天然石も多くなります。
ブレスレットは、同じ種類の天然石を、20数個くらいの輪っかの状態にして卸売りされる状態のことです。
ブレスレットは、一つの輪っかに入っている天然石が少なめですから、連よりは割高です。
ただ、その分、パワーストーン一粒一粒のクオリティは高目ですし、数が少ないので、その判別もしやすいでしょう。
じゃあ、仕入れるのにはどちらが良いのかと言うと・・・
パワーストーンの使用目的によります。
一番分かりやすい基準は、自分のお店の顧客層です。
クオリティ重視のお客様を持つお店なら、ブレスレットを中心に考えると良いでしょう。
お安い価格で、幅広い層のお客様が多い店なら、連を中心に考えるのがおススメです。
ただし、これはあくまでもカンタンな目安ですので、やはり、自分の目で確かめながら仕入れ方法を考えるのが賢明です。
関連記事